平凡な日常
「えー度々臨時放送に切替えさせていただきます。
皆様昨日の放送を覚えていますでしょうか。
あの暴力集団"Lasts"に賞金を懸けるという話です。」
昨日の放送のことだろう。
「あの放送から丁度24時間が経過しました。」
俺は時計を見た。
あぁいつの間にか昨日と同じ時間になっていた。
「あれから24時間………。
何やってんだよ!!。
愚民共!!!、24時間経ってんだぞ!!1日だ1日!!。
それだけ時間が経ってんのに…………なんで餓鬼一人も探し出して殺せねぇんだよ!!!。
このクソが!!!」
総理大臣は急に形相に変わり。
キレ始めた。
「おっお兄ちゃんこの人。」
絢乃は軽く怯えていた。
怯える絢乃に軽く手をそえ、こう呟いた。
「あぁ………狂ってる。」