平凡な日常



さっき放たれた弾は近くのマネキンに直撃した。


危ないな~~流石に素人でも怖いな……。

こんな時こそ、冷静にならなきゃな、チャンスは一回。
相手は俺が銃を持っていることは知らない。
なるべく近くで、相手に向かって銃を放つ必要がある。

だから俺は、拳銃片手の大人に接近して一発で相手仕留めるしか無い。




無謀か…………。


上等だ……やってやるよ。



「待てこらぁ~~!!てめえの次は、あの女でいろいろ楽しんでやるからよ!!」


プツンッ


俺の中で何かが切れた。


殺ってやる……殺られる前に殺ってやる。



俺は階段に向かい全力で走った。






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