平凡な日常



人を殺した。

トラックのおっさんも人を殺した。


俺も、同じ人殺し?
違う!!俺はしょうがなく。
あのおっさんも国からの命令で、しょうがなく。
同類?
"子供"と"大人"の差?
違う!俺は、俺は…。



「品川君?」

考えこんでるそんな時、遠藤さんは俺に声をかけてくれた。



「あぁ遠藤さんどうしたの?。」


「どうしたの?はこっちのセリフ!、今の音で大人達が集まって来るかもよ、早くいこう?。」


「あっそっか、ありがとう。」


俺と遠藤さんは、廃工場を目指して走った。




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