平凡な日常
ハァッハァッハァッ
俺と遠藤さんは、大人に見つからぬ用に、走った。
「遠藤さん、後どれくらいかな?。」
「もうすぐ着くよ。」
「あっ本当だ!!。」
遠藤さんの言ってたことは本当らしく、もう目的地の廃工場が見える場所まで来ていた。
時間はもう午後の3時00分、バイクで走ったとはいえ、まだかなりの距離があったらしく、かなりの距離を走った。
あの後は運良く、大人には一人も見つからなかったが、こちらが大人を見かけたのは2~3回あった。
その度隠れて、見えなくなるまで潜んでいたため時間がかかったのかもしれない。
「あのさ、品川君?。」
廃工場目前で遠藤さんが、俺に話しかけた。
「ん?どうかした。」