四葉のクローバーの秘め事
「あ。」
「どうしたの?」
この日も宿題を終え、明日の予習をしていた。
しかし、何か気付いたように聖は声をあげる。
「名前、思い付いたかも。」
「名前ってもしかして……」
「飴の!」
「ほんと?!」
聖はノートに思い付いた名前書いた。
「水晶?」
「そう!ほらこれ見て。」
聖がそう言って見せたのは、浅雛聖、冷宝薙晶とそれぞれ表紙にかかれた2冊のノート。
「聖のみず、と、薙晶のあきの漢字で水晶!飴を半透明にすれば宝石みたいに見えるし。どう?素敵でしょ。」
「あ~!成る程。良くもまあ知恵が働くこと。も~聖、頭良い、凄い!」
閃き力は聖の方があったらしい。
嬉しそうに言う聖に、その発想に薙晶は感心する。
その後、漢字では可愛くないという考えで一致した2人は、水晶を英語読みすることにした。
こうして、クリスタルという名の飴の原型が誕生したのだった。
後の少し未来に、実用化に少し時間が掛かったもののこれが爆発的な人気になるとは、この時の2人は思いもしなかった。
「どうしたの?」
この日も宿題を終え、明日の予習をしていた。
しかし、何か気付いたように聖は声をあげる。
「名前、思い付いたかも。」
「名前ってもしかして……」
「飴の!」
「ほんと?!」
聖はノートに思い付いた名前書いた。
「水晶?」
「そう!ほらこれ見て。」
聖がそう言って見せたのは、浅雛聖、冷宝薙晶とそれぞれ表紙にかかれた2冊のノート。
「聖のみず、と、薙晶のあきの漢字で水晶!飴を半透明にすれば宝石みたいに見えるし。どう?素敵でしょ。」
「あ~!成る程。良くもまあ知恵が働くこと。も~聖、頭良い、凄い!」
閃き力は聖の方があったらしい。
嬉しそうに言う聖に、その発想に薙晶は感心する。
その後、漢字では可愛くないという考えで一致した2人は、水晶を英語読みすることにした。
こうして、クリスタルという名の飴の原型が誕生したのだった。
後の少し未来に、実用化に少し時間が掛かったもののこれが爆発的な人気になるとは、この時の2人は思いもしなかった。