壁ドンってステキッ!
壁ドンってステキッ!
「今日もかっこよかったな~」
テレビ局に勤めて半年、私山田美月(23)は今日もアイドルに癒されながら仕事をしていた。
アイドルマニアの私にとって、この仕事は天国。
どんなに怒られても、一瞬でもアイドルの顔が見れたら嫌な気分は吹き飛んでしまう。
さっきもお気に入りのアイドルの顔が見れて、気分はルンルン。
「山田さーん!」
「はい!」
先輩に呼ばれて急いで行くと、この段ボールを倉庫に持っていってと言われた。
それほど重くない段ボールを抱え、地下にある倉庫に向かう。
「やっぱりこっちは静かだな~」
テレビ番組を撮影するフロアから、ほとんど社員しか入らないフロアに入り足を進める。
「ん?足音?」
それなのに、自分のものではない足音がして歩くのをやめた。
バタバタと走ってくる音が、こっちに近づいてくる。
こんなところでも走らなきゃいけないいけないなんて、テレビ局に勤めてる人は大変だななんて、自分もその一人なのにどこか他人事のように思いながら、また歩き出した。
テレビ局に勤めて半年、私山田美月(23)は今日もアイドルに癒されながら仕事をしていた。
アイドルマニアの私にとって、この仕事は天国。
どんなに怒られても、一瞬でもアイドルの顔が見れたら嫌な気分は吹き飛んでしまう。
さっきもお気に入りのアイドルの顔が見れて、気分はルンルン。
「山田さーん!」
「はい!」
先輩に呼ばれて急いで行くと、この段ボールを倉庫に持っていってと言われた。
それほど重くない段ボールを抱え、地下にある倉庫に向かう。
「やっぱりこっちは静かだな~」
テレビ番組を撮影するフロアから、ほとんど社員しか入らないフロアに入り足を進める。
「ん?足音?」
それなのに、自分のものではない足音がして歩くのをやめた。
バタバタと走ってくる音が、こっちに近づいてくる。
こんなところでも走らなきゃいけないいけないなんて、テレビ局に勤めてる人は大変だななんて、自分もその一人なのにどこか他人事のように思いながら、また歩き出した。
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