告白前の失恋【完結】

「祐美子、一緒に流れようね!」

「あはは、流れよう!」

「んじゃ、二人!着替えて来るから終わったら待ってて」

「あっ、うん」


有芽が弘と努にそう言って、更衣室へと向かった。


更衣室に入り、ロッカーを見付けて荷物を入れる。
それから、カーテンのある個室に入ると着替えをした。


有芽の水着はピンクの水玉。
私のは白と黒のボーダー。スカート付き。


「可愛いっ」

「祐美子も!」



きゃっきゃしながら荷物を持って、更衣室を後にすると既にそこには水着を着た二人が立っていた。

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