告白前の失恋【完結】
「わかったよ、ほら。俺も祐美子の相談乗るからさ。
それでおあいこ。
どう?よくね?」
だなんて、かなり見当違いのことを言う努。
ああ、もう。
好きなのはあんたなのに。
「ダメ、祐美子ー?」
猫撫で声を出しながら、努は首を傾げた。
これを無意識、本能でやってるからこの男は恐ろしい。
「……わかった、いいよ」
渋々、私がそう言うと努は顔をぱあっと輝かせた。
「ありがとう、祐美子!俺、やっぱ祐美子大好きだっ!」
「調子いいよ、努は」
だって、その大好きは…………友達として、でしょ?
それでおあいこ。
どう?よくね?」
だなんて、かなり見当違いのことを言う努。
ああ、もう。
好きなのはあんたなのに。
「ダメ、祐美子ー?」
猫撫で声を出しながら、努は首を傾げた。
これを無意識、本能でやってるからこの男は恐ろしい。
「……わかった、いいよ」
渋々、私がそう言うと努は顔をぱあっと輝かせた。
「ありがとう、祐美子!俺、やっぱ祐美子大好きだっ!」
「調子いいよ、努は」
だって、その大好きは…………友達として、でしょ?