溢れる想い。止まらない。
いつもの公園で遊ぶことに飽き飽きしてた私たちはその日、近くの河原に行った。
「っかなちゃん、あっぶないよぉっ。」
息をきらせながらも
急いで走っていく私をみてようくんは
優しい声でそう言った。
ようくんの声を無視して
一人で土手を上りきる。
「…………っはぁはぁ。!!!!!」
衝撃だった。
いや、感動かもしれない。
ただただきれいだった。
いろいろとりどりの草花
さらさらと流れる川
太陽に反射してキラキラ光る小石
川がきれいすぎて青空までもが川に映っている