妄想(笑) 恋歌物語 ~万葉集編~
男の歌解説
『紫は 灰指すものぞ 海石榴市の 八十の巷岐に あえるこやたれ』
~超訳~
紫色は染める過程で灰を指すことで美しい色となる。女も男も恋をしてこそ美しくなるものだ。
だから、キミ。
俺の恋人になっちゃいなよ\(*´ω`*)
~解説~
*海石榴市(つばいち)別名:椿市
奈良県桜井市三輪付近にあった古代の市場。今で言う、渋谷みたいな所。
*八十の巷岐(やそのちまた)
多くの道が別れる所。
*あえるこやたれ(会える子や誰?)
相手に名前を尋ねる言い方。この時代、女の人は家族や恋人(婚約者)にしか名前を明かさないしきたりがあった。つまり、名を名乗る=恋人になると言うことになる。
~普通訳~
紫色は染める過程で灰を指すことで美しい色が出るのだ
市場で会えた貴女の名前は?
~私の結論~
これ、ただのナンパだよね?