先生の手が触れる時

余裕の先生を睨むと、肩をすくめて頭に触っていた手を引っ込める

先生の横顔は何だか楽しそうだった

そしてその後すぐ映画館につき、話題になってた映画を二人で観た後
近くのカフェに入った

「すごい面白かった!」
「あぁ、確かに」

先生も満足そうに頷く

「お金はらって見るだけあるな」

そう頷く先生。
私は吹き出してしまう

「先生、楽しそう」
「そりゃ楽しいだろう。彼女とデートなのに楽しくないやつなんていないよ」
「!」

彼女、その一言にドキリとする




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