ビターチョコレート
『ゆーーいーーっ!!』
黒髪のポニーテールを
左右に揺らしながら走ってくるのは、
小学校の頃からの
幼馴染の髙橋 萌舞(たかはし めぐむ)。
おはよ。
なんて朝の挨拶を交わしながら、
萌舞と通学路を進む。
最寄り駅から3つ先の駅付近にあるのが
私の学校だ。10分あればすぐに着く。
ドンッ
『痛っ…
あ、じゃなくてすいません!!』
ボーっとしてると
駅のホームで人にぶつかってしまった。
『いえ!こちらこそすいません』
『結生ー。何やってんの?
ほら行くよ』
そう言われて萌舞に腕を引っ張られる。
あれ?さっきの男の人、
私たちと同じ学校の制服だった…?
『さっきの人…』
『え?あ…さっきの人?
かっこ良かったよね~』
『そういうことじゃないんだけど笑』
黒髪のポニーテールを
左右に揺らしながら走ってくるのは、
小学校の頃からの
幼馴染の髙橋 萌舞(たかはし めぐむ)。
おはよ。
なんて朝の挨拶を交わしながら、
萌舞と通学路を進む。
最寄り駅から3つ先の駅付近にあるのが
私の学校だ。10分あればすぐに着く。
ドンッ
『痛っ…
あ、じゃなくてすいません!!』
ボーっとしてると
駅のホームで人にぶつかってしまった。
『いえ!こちらこそすいません』
『結生ー。何やってんの?
ほら行くよ』
そう言われて萌舞に腕を引っ張られる。
あれ?さっきの男の人、
私たちと同じ学校の制服だった…?
『さっきの人…』
『え?あ…さっきの人?
かっこ良かったよね~』
『そういうことじゃないんだけど笑』