君に、もう一度

仕方ない、か。



俺の親父は、櫻井芸能事務所の社長。

俺はその息子で、そこのアイドルやってる。



桃「え!?秋斗さん、作詞作曲もしてるん  ですか!?凄いです!尊敬します!」



俺は、小さい頃から色々やらされて来た。

だから、他人が出来無いこともできるのは

当たり前。



智「桃ちゃーん、俺の事もホメテ!」


桃「智さんはメインダンサーですよね?
  私、ダンスとか全然出来なくて...羨まし  いです!」


和樹「俺も褒めて〜!」バシッ


『おい、その辺に...。っ!!??』


うるさくて、和樹を本で叩いたら、嫌でも視界に入った高澤桃を見てしまった。


...そしたら、何と言うか、その...すごく、




 綺麗で。




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