すずめ日記
ありがとうは魔法の言葉
サンスクリット語の「ありがとう」は、南無妙法蓮華経である。


が、この堅苦しい「ありがとう」の言葉の根底には、とても深い意味がある。


釈迦が菩提樹の下、多くの弟子を前に説いた。


40年以上もの間に説いた膨大な説法の中に「法華経」がある。


釈迦は、この「法華経」を説くために

「華厳経」「阿含経」「涅槃般若心経」……と段階を踏んで説法のレベルを上げている。


より多くの衆生を救う教えを説くためには

舎利佛や弥勒、目連など釈迦の十第弟子と言われるようなインテリに対する教えでは、凡夫(一般人)は理解できないと考え、
誰でも理解できるように優しい教えから説法をしていったと言われる。
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