【完】あたしはニセカノ。
「いきなり全部喋んなよ。それに、俺にツバ飛ばすな」
きゃああーっ!
あたしってば、なんてこと。
慌てて涼くんの制服の胸元に手を置く。
「どこに飛んだ?拭くね」
「触んなよ」
「はぅっ!!ご、ごめんなさい!!」
イジワルな言葉を投げかけつつも、
眼差しは、優しい。
そんな涼くんの本心が、あたしにはサッパリわからない。
ホントにあたしのことが嫌いなの?
実は、からかってるだけなのかな。
きゃああーっ!
あたしってば、なんてこと。
慌てて涼くんの制服の胸元に手を置く。
「どこに飛んだ?拭くね」
「触んなよ」
「はぅっ!!ご、ごめんなさい!!」
イジワルな言葉を投げかけつつも、
眼差しは、優しい。
そんな涼くんの本心が、あたしにはサッパリわからない。
ホントにあたしのことが嫌いなの?
実は、からかってるだけなのかな。