あなたと

「あのね･････あなたをうちらの部活　茶道部に誘いに来たの」
っと、先輩が言った瞬間にそれまで騒がしかった教室内が一瞬で静寂と化し、教室にいた全員が私と先輩の方に向いていた。
そして、２・３人　３・４人のグループで小声で、
「今会長何て言ってた？」
「茶道部に来てっと言ってなかった？」
「なんであんな子を会長は誘うの？あんな地味で存在感のない子を。」
「茶道部って今二年生しかいないはずよね？」
「そうよね」
「茶道部って敷居が高いっというかせんぱいたちがすごい有名な方々で自分たち一年は入りづらいのに。」
「そうよね　なんであんな子を誘うのかしらね」
など、あちらこちらのグループから聞こえてきた。