日賀國物語
「あとは…これね」
そう言って、鏡台の引き出しから革紐のペンダントを出す。
ペンダントトップは、青い龍の瞳だ。
日賀家は代々生まれた時に専属の陰陽師に占ってもらい、お守りを作ってもらう。
私は願いの篭った青い龍の瞳を渡された。
寝るとき、お風呂に入る時以外は大体身に付けている。
しかも最近は便利なもので、結構何にでもなってくれる。
上の器具さえ取り替えれば、キーホルダーやバックチャームなど、実に色々。
だから着る服は好みも勿論そうだが、このペンダントに合うかどうかも結構重要だったりするのだ。
龍の瞳を一撫でし、首に掛ける。
「よし…本当に完成」
都はスッと立ち上がると、携帯電話といくつかの鼈甲飴をポシェットに詰め部屋を出た。
そう言って、鏡台の引き出しから革紐のペンダントを出す。
ペンダントトップは、青い龍の瞳だ。
日賀家は代々生まれた時に専属の陰陽師に占ってもらい、お守りを作ってもらう。
私は願いの篭った青い龍の瞳を渡された。
寝るとき、お風呂に入る時以外は大体身に付けている。
しかも最近は便利なもので、結構何にでもなってくれる。
上の器具さえ取り替えれば、キーホルダーやバックチャームなど、実に色々。
だから着る服は好みも勿論そうだが、このペンダントに合うかどうかも結構重要だったりするのだ。
龍の瞳を一撫でし、首に掛ける。
「よし…本当に完成」
都はスッと立ち上がると、携帯電話といくつかの鼈甲飴をポシェットに詰め部屋を出た。