愛を感じて
「でも、そうとは決まったわけじゃ…。」

バン!!と机に手を叩きつけ勢いよく

「なに言ってんの?その状況で恋じゃない方がおかしいよ!!」

と怒鳴られてしまいました。

「はっはい…。」


あたしはよく分からなかった。どんなことが恋で何が人を愛することで、私は恋でどんなことになるのか。

全く分からなかった。





「こーはるちゃん!!」

教室のドアからひょっこり顔を出している松田先輩が見えた。

「あっ松田センパーイ!」
麻由が一目散に先輩のもとへ駆け寄った。
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