愛を感じて
「え?」

「好きなら近くいたほうがいいよ。だって…だって一人は怖くなるじゃん…」

「健吾…」

健吾は悲しいけど優しいまなざしだった。



お前は

ほんとは

自分がそばにいてあげたいんだよな…

支えてやりてぇよな…



「ありがとな…健吾」

「おう!!」

健吾は優しくわらった。


健吾から住所を教えてもらい、俺は学校をあとにした。


ずっと

走り続けた。




「ついた…。」

ここが

小春の家


―ピンポーン―


応答がない…

俺はとりあえず小春に電話した。

プルルル…プルルル…ガチャ


『はい…?』

「小春?今お前の家の前にいるんだけど…会える?」

『え!?…今開けます…』
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