愛を感じて
―ガチャ―

玄関のドアが開いた。
ドアからちょこっと顔を出した小春がいた。








「痛〜…」

左手の消毒をした



どうしても死ねない…

怖くて…



大きめのばんそうこうを貼った。


―ピンポーン―

誰だろ…

怖いな…



♪〜

今度は携帯

誰…?

あたしは携帯画面を見た
―坂下和樹―

え?

とりあえず電話に出た。
「はい…?」

『あっ小春?今お前の家の前にいるんだけど会える?』

え!?

なっなんで?

「え!?…今開けます…」


あたしは玄関にあけて少し顔を出した。


そこには確かに

3日ぶりに見る

坂下先輩の姿があった。
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