愛を感じて
信頼
「じゃあ俺帰るね」

「うん、気おつけてね」


―チュッ―

不意にほっぺにキスをされてしまった。

「これからはたくさんキスできるじゃん!?」

先輩は少し顔を赤くして照れくさそうに笑った。
「先輩…」

「先輩じゃないでしょ!?和樹!!」

「かっ和樹…」

「よくできました」

和樹はあたしの頭をクシャクシャ撫でた。

「じゃあな!!」

和樹はあたしに背中を向けて帰った。



今日はあたしたちの記念日。

大切な日になった
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