愛を感じて
「いいえ!!そんなこれからは毎日迎えに行きますけどご迷惑じゃなければ…」

「迷惑だなんて!もうこんないい子が彼氏なんてうれしいわ〜」

お母さんは上機嫌だった。


とりあえずあたしは支度をして家を出た。

「行ってきま〜す…」

「お前は幸せだな!」

「え!?」

「あんなに心配してくれる親がいて…」

和樹は寂しい顔をした


ねぇ


なんでそんなに


寂しい顔をしてるの?




―ギュッ―

「小春?どうした?」

あたしは和樹に抱きついた


ごめんね

和樹


あたしは今まで


自分のことばっかりで


和樹のこと

なにも分かってないよ…


あたしはまだ和樹のこと

何にも知らない
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