笑顔の空
無駄にうるさい教室のやつらを
無視して自分の席についた。

あいかわらず机は落書きだらけにされている。
机の中には ゴミが入っている。

もう慣れたもんだ。なんの驚きもなく
俺は机の上に消しゴムをあてた。

笑い声が聞こえてくる。

「あいつまた消してるよ」

「ま、消してもまた書くけどね〜」

「あはははは」
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