笑顔の空
「え…」

萩野の片手にはその文字を書くための
木の枝がしっかりと握られている。

「萩野…のあ」

《“ 私はノア!!萩野乃愛!!” 》

初めて会った時のことを思い出す。
乃愛は、萩野なのか。
あのとき 亡くなった萩野なのか。
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