笑顔の空
あの日から“乃愛”とは、よく
話すようになった。

俺と同じクラスに転校してきたことも
分かり、俺は学校へと向かった。

久しぶりの学校だ。

ドアを開けて、自分の席に着く。


落書きがない。机の中もなにもない。


「どういうことだ」


すると声をかけられた。
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