君と星を見る。
私達は、ひと気のない場所にいった。


「えっと…あの、なに?」

「あの!実は、香奈さんに、一目惚れしちゃって…もしよかったら付き合ってください!」

えぇ、唐突だなぁ…まあ、でも…
答えは決まってる。

「…ごめん、今は、べつに、付き合うとか考えてないから。」

「…」

なんでそこで無言になる…
まあ、うん、さっさと終わらせて帰っちゃお。

「じゃ、じゃあ、もう行くね。」

下を向いて無言の男の子を放置してその場を逃げるように私は背を向けて歩き出した。

「…あのさ。」

「…ん?」
今度はなんなの!早く帰りたいんだけど…。
と思いながら男の子の方を振り向くとこっちに向かって男の子が歩き出した。
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