俺様系後輩からは逃げられない?!
でも
この匂い好きって言ってくれた!
よかった〜
私はホッとした
…あ、いけない!課題進めないと
せっかくの勉強会なのに
課題終わらせないなんて…
…
少し時間が経つと
「今日の分おーわり!あ〜、お腹すいた」
「えっ!もう終わったの?!」
「うん。小春先輩、俺の成績知らないでしょ」
「…知らないけど…。成績低そうだなって思ってた」
「それひでぇな。俺こう見えて上位だよ」
「…ほんとに?」
「まじだって」
…し、知らなかった
頭良いんだ…
容姿も良くて
頭も良くて、
…運動はどうなんだろ?
「運動も得意だったり?」
「体育の成績も満点だし、スポーツも一通りは出来るよ。得意かはよくわかんないけど」
なに、それ、完璧じゃん
あ!
そうだ!
「…あとは身長さえあれば良かったのにね」
私はいつもの仕返しで
嫌味を言ってみた
「そうですね…まぁ先輩よりは高いよ?」
なに競い合ってんだろ…
あ〜
私もお腹すいてきた