俺様系後輩からは逃げられない?!



「大丈夫?無理しないでよ…」


「ごめんごめん、すぐ良くなるから」


すぐ良くなるようには全然見えない

顔が青白くなってるし…



「私、飲み物買ってくるから、ここで待ってて」


「いや、いいよ」


「いいから!そこにいて」


「うん…ありがとう」


私は、さっきここに来るまでの道で
飲み物が売ってる所があったので、そこへ向かった



「お茶とオレンジジュースを1つずつお願いします」


私はお金を払った



遊園地で何か買うと高いんだよな…


「はい、お待たせ致しました」


そして私がその場を去ろうとした瞬間



「あれ、また会ったね。すごい奇遇だね〜」


この声には聞き覚えがある


声がする方に向くと


「ねぇ、純、あの子いるよ」



希奈さんと

純くんの姿がそこにはあった
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