俺様系後輩からは逃げられない?!



「俺の気持ち、分かった?」


「…ちゃんと言ってくれなきゃわかんない…」


「…わがままなお姫様だなぁ…」


「あんたもわがままじゃん…」



すると純くんはフッと微笑って






「…愛してる」




そう言って

顔が少し赤くなる純くん


「あーもうクソ、こんな恥ずかしいこと言わせやがって…」


私は嬉しすぎて、つい


「アンコール!」


「誰があんな恥ずかしいこと…」



それでも、その照れた顔に、私は堪らず







チュッ…





今度は私からキスをした







純くんは私を抱きしめた

私も抱きしめ返す




そして純くんは優しく、甘い声で囁いた






「もう離さない…」




< 63 / 65 >

この作品をシェア

pagetop