俺様系後輩からは逃げられない?!


………


観覧車の扉が開く



私と純くんが降りると、近くに大志くんがいた




私と純くんが手を繋いでいるのを見て


「結局、俺はフられたってわけね」


大志くんには、本当に悪いことをしてしまった


「ごめんなさい!…結果的に振り回しちゃって…」


「お前もう二度と現れんなよ」




「さぁ、どうかな?お前がまた何かしようもんなら、今度こそ俺は本気で奪いに行くからな」


「その出番はありませんよ」


純くんは急に表向きの言い方になり
顔もニコッとさせた



「じゃあな、お幸せに…」



そう言って大志くんは去ってった
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