あたしの事も見てよ
<藍斗side>
今日から高校生
俺は昔から女が寄ってくる
なんでだ?
キャーキャー騒いで何に驚いているんだ?
俺は女が嫌いじゃないけどくっついてくるやつは嫌いだ
暑苦しいし
自分のクラスを確認し席に座る
すると「はよー☆」
と元気よく挨拶してきたのは早瀬 悠
中学の時からの親友
話していると女が寄ってきた
いつの間にか囲まれてしまった
囲まれるのは好きじゃない
悠は悠で「藍斗だけモテてずるい!」
とか何とか言ってるし
女は女でキャーキャーうるせーし
そんなことを思ってると
ある女と目があった
ジーッと見られてる気がする
「っ………」
そこにはすごく可愛い女がいた
色素が薄く胸くらいまである癖っけの髪にぱっちりとした二重の目、桜色に色づいてる頬、同じ桜色のぷっくりとした唇
俺が始めてみたのに可愛いと思うことはない
固まってる俺を不思議に思ったのか悠に話しかけられた
「どうしたの?」
「あの子、藍斗のこと見てるね?」
すると女は目をそらした
何だったんだろう
この時俺はあの子の名前も知らなかった
今日から高校生
俺は昔から女が寄ってくる
なんでだ?
キャーキャー騒いで何に驚いているんだ?
俺は女が嫌いじゃないけどくっついてくるやつは嫌いだ
暑苦しいし
自分のクラスを確認し席に座る
すると「はよー☆」
と元気よく挨拶してきたのは早瀬 悠
中学の時からの親友
話していると女が寄ってきた
いつの間にか囲まれてしまった
囲まれるのは好きじゃない
悠は悠で「藍斗だけモテてずるい!」
とか何とか言ってるし
女は女でキャーキャーうるせーし
そんなことを思ってると
ある女と目があった
ジーッと見られてる気がする
「っ………」
そこにはすごく可愛い女がいた
色素が薄く胸くらいまである癖っけの髪にぱっちりとした二重の目、桜色に色づいてる頬、同じ桜色のぷっくりとした唇
俺が始めてみたのに可愛いと思うことはない
固まってる俺を不思議に思ったのか悠に話しかけられた
「どうしたの?」
「あの子、藍斗のこと見てるね?」
すると女は目をそらした
何だったんだろう
この時俺はあの子の名前も知らなかった