叶わない恋ならしなきゃ良かった。
君へイタズラ。
私は一ノ瀬君に気付いて欲しくて、
たまにぴょんと寝癖で跳ねている毛を少し引っ張ってみたりする。

だけど、一ノ瀬君は知らんふりをする。

一ノ瀬君は良く図書室の窓側の席で勉強をしているから、教科書の位置をズラしてみたり。
でも…やっぱり一ノ瀬君は気付かない。

イタズラ何て本当はしちゃいけないんだけどね…少しでも気付いて欲しくて!
< 3 / 10 >

この作品をシェア

pagetop