契約の名の友達
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『一緒に...遊ぼ...?...キャハハハ...』
ここは...?
『さぁ、一緒に...遊ぼ...!...キャハハハ...』
あなたは、誰?
『ほら、ここに寝て?私と一つにー...』
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「...い」
誰か、呼んでる?
「...おい!」
「んー」
「命捧!おい!!」
「え?!...あ...陽弥...」
「大丈夫か?何か苦しそうだったけど...」
あ...初めて見るあの夢は...一体...?...
「あ、そうそう、もう直ぐで着くぜ」
「そんなに寝ちゃったんだ...」
「ま、俺もさっき起きたばっかだけどな」
いつものように無邪気に笑う陽弥
もう直ぐで箱雪村に着く
喜べるはずなのに
どこか、心の底では喜べずにいる...
「間もなく、○○ー
席をお立ちにならず
その場で待機して下さい。」
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