幼なじみの彼と彼女
「俺は他人がお前の事をブサイクとか何と言おうと…」

梓はその言葉に軽いショックを受ける。

倒れそう…

「昔からお前を好きだった」

これまた、別の意味で倒れそうな言葉。

「じゃあ、何で」

少し顔の赤い祥太郎を見つめて

「私の事、睨んだり話しなかったの?」

「はあ?お前が無視してきただろ?」

「はー?」

再び険悪なムード。

祥太郎の告白が台なしになりそうな雰囲気だ。
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