幼なじみの彼と彼女
「ご機嫌だな…」

祥太郎は家に帰ってから夕飯を食べて、テレビを見てぼんやりとしていると、拓海が帰ってきた。

機嫌が良くて、少し羨ましい。

どうやら、真由の家で嬉しい事でもあったんだろうな…



…ムカつく。

自分は梓の事で色々と悩んでいるのに。

一人浮かれてやがる…



祥太郎はベッドの上で大の字になって考える。

とにかく、梓にはもっと度胸をつけて貰わないと。

今のままじゃ…

大変だ。
< 30 / 132 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop