幼なじみの彼と彼女
「クリスマス、何か予定ある?」
12月。
毎朝、祥太郎は梓と一緒に登校する。
白い息が舞い上がるくらい、ここ数日は冷えていた。
「ごめん、家族でご飯食べに行く」
梓は申し訳なさそうに手を合わせる。
「いや、いいんだ。
なんか今年は家で店のスタッフとパーティーするんだって。
良かったら、って思ってさ」
祥太郎も手を横に振った。
今年はやけに冷えるな。
祥太郎は空を見上げて首をすくめた。
12月。
毎朝、祥太郎は梓と一緒に登校する。
白い息が舞い上がるくらい、ここ数日は冷えていた。
「ごめん、家族でご飯食べに行く」
梓は申し訳なさそうに手を合わせる。
「いや、いいんだ。
なんか今年は家で店のスタッフとパーティーするんだって。
良かったら、って思ってさ」
祥太郎も手を横に振った。
今年はやけに冷えるな。
祥太郎は空を見上げて首をすくめた。