幼なじみの彼と彼女
「へぇー、綺麗ね」
式の翌日。
学校が終わってから写真を持って梓の家に行った。
「綺麗だろ?」
自分の事じゃないのにまるで自分の事のように満足げに首を縦に振る祥太郎を見て梓は笑った。
「あまりお腹、目立たないね」
梓は真由のお腹を指差して言うと
「真由ちゃんは細いからあまり目立たないよ」
祥太郎はチラッと梓を見て
「誰かさんと違うから」
言ってからしまった、と思う。
「バカー!!!」
梓の平手が祥太郎の背中に入る。
「…って、本気で殴るなよ!!」
祥太郎は痛がりながらそのまま床に寝転んだ。
「痛い…」
「そんなの、知らない」
更に梓は祥太郎の額を指で突いた。
式の翌日。
学校が終わってから写真を持って梓の家に行った。
「綺麗だろ?」
自分の事じゃないのにまるで自分の事のように満足げに首を縦に振る祥太郎を見て梓は笑った。
「あまりお腹、目立たないね」
梓は真由のお腹を指差して言うと
「真由ちゃんは細いからあまり目立たないよ」
祥太郎はチラッと梓を見て
「誰かさんと違うから」
言ってからしまった、と思う。
「バカー!!!」
梓の平手が祥太郎の背中に入る。
「…って、本気で殴るなよ!!」
祥太郎は痛がりながらそのまま床に寝転んだ。
「痛い…」
「そんなの、知らない」
更に梓は祥太郎の額を指で突いた。