幼なじみの彼と彼女
その後、二人でオムツを替えたりミルクをあげたり、決して手際が良いとはいえないけど、何とか出来てホッとする。

「そうだ、天気がいいから散歩にでも行こうか!」

祥太郎の提案に梓は頷く。



外に出ると本当に穏やかに晴れていて、気持ちがいい。

ベビーカーに乗せた睦海を覗くと睦海も機嫌が良さそうに笑った。

公園までゆっくりと歩く。

暖かい陽射し。

もうすぐ開花しそうな桜の蕾。

のんびり過ごすにはいい日和だ。
< 75 / 132 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop