ロンド~輪廻~
少年はその事を少女に話した。

一瞬、少女は戸惑っていたがすぐさま、

「私なら大丈夫。あなたがいてくれたらそれでいいの。」

少女は笑顔でそう言ってくれた。

少年は涙した。生まれて初めて嬉し泣きというものをした。
それと同時に

《彼女はボクが守る!何があっても!》

と決意した。

しかし、それから数日後少年は自分の無力さを痛感することとなる…




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