【完】強引に、キス

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悠雅 side


「今日はおめでたいなぁ、まさか秋吉さんの娘さんにこのバカが良くしてもらってるなんて」

「いやいや、こちらこそ悠雅くん程の人物に知っていただいてるなんて有り難いことです」


くそ…。俺は今、親父達が勝手にたてた秋吉との食事会にいる。


目の前にはあの糞憎い秋吉が憎たらしい笑みで媚びまくりの声で親父に話している

「悠雅、今日を楽しみにしてたの。嬉しいわ」

「…」

音亜、もう用意できてんのか?俺からの連絡待ってるよな…

「悠雅!お前返事も出来んのか」

「……」

「いいの。おじ様。私が無理を言ったんですもの」

あー、早く音亜にあいてえ。


くそ…本来ならこんなのすぐに家飛び出して音亜に会いに行くのに…

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