【完】強引に、キス
悠雅の家を飛び出して、また私は公園に来ている、
まさか…悠雅が先輩と抱き合っている所を見るなんて思っていなかった。
私が1人はしゃいでただけで、悠雅はその間他の女と過ごしていたなんて
しかもよりによって、あの秋吉先輩
考えれば考えるだけ涙が溢れてとまらない。寒いはずなのに寒さも感じずにただ泣き続ける
数十分たって、携帯が震えた
「もしもし…」
「あ…、俺だけど」
電話をかけてきたのは幸司だった
「…幸司……」
「お前いまどこいんの?」
「…公園…ッ…」
「バカヤロッ!そこ動くなっ!!」
ブツッ
私がそこまで言うと幸司は乱暴に捨てぜりふを放ち、電話を切った
「…何よ…」
訳わかんない…
むなしくて、涙が溢れてとまらなかった。