【完】強引に、キス


「え…なんで………」


目の前には、悠雅の姿があった


「よお……少し良いか」


悠雅は遠慮がちに言うと、私に一歩一歩近づいてくる


「音亜……」

「……………大丈夫」


私は幸司に先に帰るように言い、別れた。


幸司が悠雅の横を通るとき、何か耳打ちしていたみたい

「幸司なんか言った?」

「いや、大丈夫。…少し公園の中で話そうか」


私達は、公園の中にあるブランコに腰掛けた。


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