【完】強引に、キス


「…見つかり、そう、なの?」


チュッ


恐る恐るきくと、悠雅は私に軽いキスをする


「大丈夫。俺を信じて。わかったらちゃんと報告するから」


「わかった………でも、秋吉先輩の事、どうする…?私達が一緒にいることがばれたら今度こそ…」


「その事なんだけどな、しばらく、距離を…」

「やだっ!!!」


悠雅の言葉を遮るように声を発すと、笑いだした


「いや、最後まで聞けよ(笑)芝居をすんだよ。学校で会っても話さない。音亜は目もあわせんな。俺のただの片思いだっておもわせとく」

「でも…寂しい」

「音亜は屋上をお忘れで?」

「でも屋上は、秋吉先輩が先生に権力だなんだ、で鍵かけて入れなくなったし…」

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