【完】強引に、キス

そこまで言うと、悠雅はベッドの脇にあるランプ台から何かを取って私に見せる


「鍵?」

「長谷からもらった。アイツも屋上なかったら息苦しいみたいでさ、これで」


悠雅は煙草を持つ手を真似する

「ああ」

「これでいつでも来い。沢山逢おうぜ。メールも電話もいっぱいする。…我慢できるか?」


私はうんと頷いて悠雅の胸にくっつく


これから私の身内が見つかるまで、悠雅とはお芝居する


仕返し作戦の開始!

< 201 / 247 >

この作品をシェア

pagetop