【完】強引に、キス


メイドさんが暗証番号を押して扉が開くと、中にはスーツ姿の男の人が1人と、その横に背中を向けて座る男の人


「突然、お邪魔して申し訳ございません。櫂堂の息子、櫂堂悠雅です」


悠雅が挨拶をすると、椅子に座る人がこっちを向いた


「久しぶりだな、話には聞いてたが…あれからもう6年…か?」

「はい」

「繚辺も、相変わらずついておるようだな」

「お久しぶりでございます。御蔭様」


繚辺さんも悠雅も昔からの知り合いなのか、挨拶をした

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