【完】強引に、キス


ギュウッ


「すまなかった……。てっきり、死んだものだと……苦労をかけたな…すまない」


少し涙ぐんだ目で優しく微笑む重利さん


「あの、お話していただいてもいいですか…?あなたの事やお母さんの事」


「そうやな、こっちで話そうか」


私をつれてソファーに行こうとする重利さんに悠雅も一緒に、と言うともちろんと答えてくれたので、3人でソファーへ座る


「嶺、何か2人にお茶を」

「はい、かしこまりました」

「私も手伝う」

「頼むよ」

繚辺さんは部屋を出る嶺さんに声をかけ、一緒に部屋をでた

< 214 / 247 >

この作品をシェア

pagetop