【完】強引に、キス
ギュウッ
「すまなかった……。てっきり、死んだものだと……苦労をかけたな…すまない」
少し涙ぐんだ目で優しく微笑む重利さん
「あの、お話していただいてもいいですか…?あなたの事やお母さんの事」
「そうやな、こっちで話そうか」
私をつれてソファーに行こうとする重利さんに悠雅も一緒に、と言うともちろんと答えてくれたので、3人でソファーへ座る
「嶺、何か2人にお茶を」
「はい、かしこまりました」
「私も手伝う」
「頼むよ」
繚辺さんは部屋を出る嶺さんに声をかけ、一緒に部屋をでた