【完】強引に、キス
7ヶ月前
»2-Bの底力
「音亜おはよーっ」
2ヶ月前と違って、少しだぼっとしたベージュのカーディガンを来た美亜がとびついてきた
「おはよ。朝から元気だね」
「音亜こそ朝からラブラブで」
美亜は私の左隣の席で眠る悠雅をみて、耳元で話す。
2ヶ月前、私が悠雅に思いを伝えて両思いになってから、2人の関係を知るのは美亜だけ。
2ヶ月たったいまでも悠雅は毎朝迎えにきてくれる。
後から知ったことなんだけど、悠雅は学校まで電車で一時間かかる所に住んでて、
私と朝待ち合わせしてるのは学校から40分かかるから、1時間40分かかるわけだ。
しかも、前までの悠雅なら遅刻ギリギリの時間に来てたのに、迎えにくるようになってから2時間はやく起きることになる。
だから、いつも学校についた後はひたすら寝ている。
「で、今日は何だって?」
美亜が聞いている事は、悠雅のファンクラブの行動。