【完】強引に、キス


「んでー、本題だけど。もうすぐ文化祭だ。その事を話そうと思う。でだ!美鈴、お前が仕切れ!」

「はい?!なんで私っ」

長谷やんの突然の提案に驚いて立ち上がる


「音亜ちゃんまとめて!」

「美鈴がリーダーなら優勝間違いないな」

「私も賛成っ」

クラスの皆が口々に言い出し、私は渋々前へと出る


「ええーっと…美鈴です。私あんまりこういうの慣れてないんだけど、」


悠雅を見ると、さっきまで寝てたくせに、今は私を見て優しく微笑んでいた。

「皆で盛り上がって、最高の文化祭にしよ!」


「「「わぁぁあ」」」

私の挨拶に皆が盛り上がり、わきあがってくれた。

悠雅も、ほめてくれてるのか、笑顔だ。

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