【完】強引に、キス
文化祭準備1日目
「この間はテーマまでだったから今日は具体的に担当きめます」
「担当はこっちで大まかに作ったから、各チーム別れてから小さい役割はきめて下さーい」
私に続いて美亜が説明してくれる。
「じゃあここに名前かいてくから順番に名前言ってね。ヘア担当挙手~」
私と美亜が仕切って段々チームわけができてきた。
「音亜ちゃん!五十嵐くんがまだだけど」
「は?」
クラスの子の声に悠雅は不機嫌そうに声を出す
皆はその声にびびってしまう
「あーいーよ。五十嵐くんは私と美亜と長谷やんで買い出し係りね」
「え?俺教師だけど」
「2-Bでしょ?」
私の言葉に長谷やんも言葉をつまらす。美亜がそっと手を繋いできて小声でありがとうと言った。