【完】強引に、キス

長谷やんはさぞ当たり前のように爆弾発言。

美亜は横で顔を真っ赤にして子犬のように震えている


「俺がお前等の事秘密なんだから、お前等も秘密な?」

長谷やんは後ろに振り返り私達にそう言うと、美亜の手を握った

「え?」

美亜は驚いて目が泳ぐ

「知ってたよ。お前すぐ顔に出るんだもん。しかも必死にアピールして、つっぱねても諦めねえお前見てたら段々目で追ってた。大人気ねえな(笑)」

「外から見えない位置で、キスも抱きしめるのもできないけど、今はこれで勘弁しろ、な?」

私と悠雅は後ろから美亜の嬉しそうな顔を見て、嬉しくて笑顔が出た

「おし、買い出し行きますか」

長谷やんが車を出し、私達もそっと手を繋いだ。


担任公認だ。皆に報告もあと少し、かな
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